腰痛のツボ
腰痛の原因には、長時間の車の運転や、準備不足での運動、姿勢の悪さなど、日常生活におけるいろいろなことが挙げられます。
その他、椎間板ヘルニア、脊椎分離、老化による変形性脊椎症など、骨の異常によって生じるものもありますし、婦人病や癌などによっても起こることはあります。
何らかの明確な病気が原因の場合は、その治療を受けることがまず大切です。針灸治療も含めたツボ療法は、それらの治療に並行して行うことになります。
一方、姿勢の悪さなどによる腰痛の場合は、ツボ治療が非常に効果的です。的確なツボに刺激を与えることで、腰部の筋肉に滞っていた疲労物質が取り除かれ、痛みが緩和されます。
腰痛に有効なツボは、腰の腎愈(じんゆ)や志室(ししつ)、足つぼでは、陽陵泉(ようりょうせん)です。
陽陵泉は、膝関節の直下にあり、外側にあるソラマメ大の骨の真下です。
腎愈は、腰の規準線から背骨の突起へ親指幅ふたつ分上のところから、人差し指と中指の2本分外側にあります。
志室は、腎愈の左右、人差し指と中指2本分外側のところです。
家庭で腰のツボ療法を行うときには、まず、痛む部分の皮膚に触れ、熱をもっているかどうかを探ります。
急性のぎっくり腰のようなときには、患部が炎症を起こして熱をもっている場合が多いので、まず腰部を冷やすことが基本です。
それから、指圧や爪楊枝の先で突くように刺激していきます。熱をもっているときには少し離れた周辺の部分から行います。