インフルエンザの特効薬「タミフル」は安全か?
子供のインフルエンザは怖い病気のひとつですが、最近では
その特効薬とされるタミフルをめぐってさまざまな意見があります。
実際に、子供に服用させるかどうか、不安になります。
インフルエンザでタミフルを使用する場合、インフルエンザになって
48時間以内に服用すると、症状が軽く済み、回復が早いと言われています。
しかし、その反面、子供が突然死したり、異常行動が起こったりと、
タミフルの安全性が疑問視されるようになりました。
そして、2007年3月、タミフルの使用中止を求める声が出始めました。
2007年12月の「厚生労働省薬事・食品衛生
審議会安全対策調査会」の報告によると、タミフルを服用した時
としていない時とでは、異常行動が現れる確率に違いはなく、
むしろタミフルを服用した時の方が少ないとの結果が出たということです。
タミフルと異常行動との因果関係は、はっきりしないままですが、 インフルエンザが発病して2日間くらいは、子供の行動をしっかりと 監視しておく必要があります。
また、10歳未満の子供は、インフルエンザ自体で 生死にかかわることもあるので、タミフルの服用は引き続き推奨されています。
タミフルによる異常行動が問題視された時期から、 タミフルに代わり、リレンザという薬が よく使われるようになりました。
このリレンザの使い方は、吸入タイプであるせいで面倒ということで、 あまり使用されていなかった薬ですが、タミフルと同様に、 インフルエンザウィルスの特効薬として使用される薬です。
ところが、このリレンザも、タミフルと同様、異常行動の報告があり、 その因果関係ははっきりしていません。
どんな薬を使うにしろ、インフルエンザにかかった時は、 子供の様子や行動をしっかりと見守っておくことが大切だということですね。