花粉症対策と鼻
花粉症は、アレルギー性鼻炎のひとつで、主な症状は
人によってさまざまですが、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、
目のかゆみ(アレルギー性結膜炎)などがあります。
この症状は、実は、人体を防御するシステムです。どういうことかと言うと、
くしゃみの場合であれば、くしゃみで鼻に入ってきた花粉を外に追い出し、
鼻水で花粉を鼻の外へ流し、鼻がつまることでこれ以上の花粉が
入らないようにするなど、花粉を防御する反応です。
この防御反応には個人差があり、反応が全く出ない人もいれば、
過敏に反応が出るという人もいます。もちろん反応の仕方も異なります。
中には、くしゃみ、鼻水、鼻づまりという症状があっても、
実は花粉症ではないということもあります。
鼻炎や副鼻腔炎、風邪などは症状が似ていて紛らわしく
自分では判断が困難です。
こういった症状が出たときには、医師の診断を受けて
適切な処置を受けることが大切です。
特に鼻づまりは対策をとらないでいると、集中力が
低下する「鼻性注意不能症」という症状に
陥ってしまう場合があるようなので注意です。
花粉症による鼻の不快な症状は、抗原となる花粉を
吸い込まないことが重要な対策です。
鼻うがいも花粉症対策で用いられる手段の一つです。
鼻うがいは、鼻をかむだけでは出てこない鼻汁を
洗い流すことができ、花粉症や慢性鼻炎、風邪などの
対策として効果があると言われ、以前は耳鼻科で頻繁に行われていました。
最近では安易に行うと鼻の粘膜の剥離や損傷を招く恐れが
あるということで鼻うがいを推奨しない医師も増えています。